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日本の結婚式に招かれたら…

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2021年03月02日

*By KOKORO(毎日新聞社+VAIJ主催、在ベトナム日本国大使館後援)

日本の結婚式はベトナムとかなり違います。結婚の「儀式」とお祝いパーティー「披露宴」のいわゆる“二部制”が主流で、服装は、男性は黒の礼服が多く、女性は着飾って出席します。皆さんが日本の結婚式に招かれたとき、ネクタイは何色がいいか、お祝い金の相場はいくらぐらいか、結婚式では何をするかなど、日本の結婚式のあれこれについて紹介します。

【 レー・ベト・ハー 】

日本で結婚式が多い時期は?

ベトナムでは秋の収穫期から年末にかけての11~12月ごろに結婚式がよく行われますね。天気の良い日が多く、結婚式に向いています。日本の結婚式は暑い夏や寒い冬はあまり人気がなく、季候のよい春や秋に多く行われます。

日本の6月は「梅雨」と呼ばれ雨の日が多いので、気候の面では結婚式に向いていません。ところが、ほかの理由で結婚式によく選ばれます。それは、「6月の花嫁」「6月の結婚」を意味する「ジューンブライド(June Bride)」になりたい女性が多いからです。6月に結婚式を挙げると一生涯幸せな生活を送ることができると言われています。ローマ神話の女神で女性や子供、家庭の守護神と言われるユノが守っている月が6月だからです。

結婚式の形式は様々

日本の結婚式は新郎新婦の宗教や好み、経済状況によって様々な形式で行われます。最近は、2人でプランニングをすれば、家族が反対することはあまりありません。わが子の自立を尊重し、結婚相手や将来設計は自分で決める…というのが、最近の日本人家庭の傾向なのです。

日本の結婚式の招待人数は年々減っています。 遠くに住む親せきやご近所さん、あまり親しくない同僚や友人を呼ばなくなったからで、最近は数十人から100人が一般的です。ある結婚式情報サイトが最近行ったアンケートでは、全国平均で67人でした。ベトナムの結婚式と比べてこじんまりしていますね。逆に、親族やごく親しい人だけを招いて数人から十数人で挙式を行うパターンは増えています。その場合、挙式の場所としてハワイが選ばれることが時々あります。日本の若い女性はハワイが大好きなのです。

結婚式の費用

ホテルや結婚式場では、結婚式(儀式)の費用は数万円~20万円で収まりますが、式後のパーティー(披露宴)には多額の費用がかかります。招待客1人あたりの料理・飲み物・お土産の平均費用が約25,000円です。このため、招待客が渡す祝儀(お祝い金)もベトナムの結婚式と比べると高額になります。祝儀の相場については後で説明します。

親族だけでのミニ結婚式の場合でも、日を改めて友人を招いた結婚披露パーティーが行われる場合があります。その場合は、レストランなどで行われるケースが多く、新郎新婦の友人が主催します。ホテルや結婚式場で行う場合と違って、費用がそれほどかかりませんので、通常、定額の会費制で招待されます。レストランの内容にもよりますが、会費は1万円ぐらいのことが多いです。

結婚の儀式

神社での神前結婚式

次に日本の様々な結婚式(儀式)の形式について紹介しましょう。日本では多くの場合、信仰とかかわりなく選択されています。

⚫ 教会式

ホテルや結婚式場のチャペルで行われます。新郎新婦が無宗教の場合はプロテスタント式が主流で、2人が夫婦になることを牧師が宣言します。挙式は20〜25分ほどの短時間で、式後、新婦がゲストに向かってブーケ(小さな花束)を投げます。

⚫ 神前式

神社の正殿や結婚式場の神殿で行います。日本の大きなホテルや結婚式場の多くにチャペルや神殿があります。神前式では、新郎新婦が杯を交わす「三々九度の盃」という儀式があります。

⚫ 仏前式

お寺で行う結婚式です。仏様と祖先に出会いを感謝し、結婚の報告と誓いをします。

⚫ 人前式

宗教と無関係の形式です。新郎新婦が結婚の誓いを述べ、参列者に承認してもらいます。

ゲストに向かってブーケトス

私は厳かな神前式や、純粋な教会式、ハワイのレストランでの人前式など、様々な結婚式に参加したことがあります。日本の伝統的な結婚式、5つ星ホテルで行う華やかな結婚式、そしてビュッフェスタイルのカジュアルな結婚式など、それぞれに特色があり、よい挙式でした。ベトナムと比べると参加人数が少ないので、新郎新婦も交えて皆でおしゃべりを楽しむこともできます。

結婚式に招かれたときに知っておくべきこと

出欠を早く知らせる

出欠を早く知らせる

日本では招待状は式の2~3カ月前に届きます。新郎新婦は参加者の人数などを早く確定して式場に知らせないといけませんので、招待状が届いたらなるべく早く返信してください。

交通費

遠方から参加する場合は交通費が高いので、費用負担について新郎新婦と相談しましょう。日本の結婚式では、結婚祝い(ご祝儀)を持参しますが、場合によっては「ご祝儀は要らないので、遠方の式場まで自費で来てほしい」とお願いされるケースもあります。通常は、このような詳細が記載された招待状が送られてきます。

ご祝儀を準備

ご祝儀を準備

祝儀袋はお祝い専用の封筒で、文房具店や書店、コンビニで購入できます。祝儀袋には新札を入れます。金額は奇数が良いと言われています。友達の結婚式の場合、親しさにもよりますが3万円か5万円が相場です。家族や親戚であれば5万、7万、9万円です。 招待側が交通費などを出してくれる場合、新郎新婦の負担を軽減するため多めに包みます。

服装

服装

日本ではフォーマルな結婚式には、親族なら礼服と呼ばれる黒のスーツやワンピースで参加します。男性のネクタイの色は白です。招待客も男性の場合は礼服で参加する場合が多いですが、女性は色とりどりに着飾って参列します。着物やアオザイでもOKです。分からない場合は新郎新婦に相談しましょう。

絶対に遅刻しない

服装

日本の結婚式は必ず予定時刻に始まりますので、遅刻厳禁です。

以上が日本の結婚式の概要です。ベトナムの結婚式とは少し違いますね。招待されたときにはこのブログのことを思い出してください。

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