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日本語の辞書アプリはどれがいい?

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2021年09月11日

By KOKORO(毎日新聞社+VAIJ主催、在ベトナム日本国大使館など後援)

 

 【Collaboration blog】

 
皆さん、こんにちは!

皆さんは、日本語を勉強するときにどのような辞書を使っていますか? 最近は、紙の辞書を使う人は減り、スマートフォンの辞書アプリを使う人が増えています。こうした辞書アプリは大変便利ですが、種類が多いため、どのアプリを選べばよいのか、どれが自分のレベルに合っているのか、分からない人も多いことでしょう。今回は、日本語レベルの初級から上級に至るまで各レベルに合ったアプリを紹介します。また、各アプリの辞書機能の特徴や学習サポート機能についても紹介していきます。

Mazii (Mazii 2)

Maziiは辞書・翻訳・情報アプリとして知られ、最近、Mazii 2もリリースされました。Maziiで単語や文章の意味を調べる際は、手で入力する以外に音声でも入力できます。また、カメラで単語や文章を撮影すると、アプリが読み取って翻訳してくれます。この機能はGoogle Translate(Google翻訳)と同じです。

さらに、Maziiには辞書機能だけではなく、「やさしい日本語ニュース」「JLPT(日本語能力試験)対策」「JLPT模擬試験」といった学習サポート・コンテンツもあります。

翻訳機能(左)、JLPT対策コンテンツ(右)

やさしい日本語ニュース(左)、JLPT模試(右)

Mazziの長所

✔︎ 調べたい言葉を音声でも画像(撮影)でも入力できる。
✔︎ コメント欄に会員登録したユーザーの書き込み(解説)があり、参考になる。
✔︎ 日本語のEラーニング用のコンテンツがある。
✔︎ アプリ版とウェブ版がある。

Mazziの短所

✔︎ 広告が多い。広告を表示させたくない場合は、「プレミアム」へのアップグレードが必要。

Mazziに適した日本語レベル

初級、中級

筆者の評価

SUGE DICT

このアプリはハノイ工科大学の学生グループによって開発されました。 スマホ用の辞書アプリはとても多いですが、このアプリは他のアプリと比べて使い方がやや難しいかも知れません。日本語の意味をベトナム語でも英語でも調べたい人に向いているアプリです。

このアプリには画面を継続表示させる機能があります。アプリを使いながら勉強していても、画面を触らない状態が続くとスリープ機能が働いて画面が消えます。このため、言葉を調べるたびにスマホのスリープ機能を解除しなければなりません。しかし、アプリの継続表示機能を使うと画面が消えることはなく、辞書を使うたびにいちいちスリープ解除ボタンを押すというわずらわしさがありません。

特徴

①手書き入力、音声入力、カメラ入力ができる。
②Google Translate(オンライン翻訳)と連動
③テキストを読み上げる機能がある。
④漢字を部首で検索できる。

手書き入力(左)、オンライン翻訳(右)

テキストを読み上げる機能(左)、漢字を部首で検索機能(右)

SUGE DICTの長所

✔︎ 無料版でもある程度の機能を使える。
✔︎ 読解力の向上に役立つ文章分析ツールがある。
✔︎ 画面を継続表示する機能がある。

SUGE DICTの短所

✔︎ 常にバージョンアップグしないと、不具合が生じやすい。
✔︎ 一部の単語については説明がとぼしく、単語の意味を十分に理解するには、別のツールでさらに調べる必要がある。

SUGE DICTに適した日本語レベル

初級、中級

筆者の評価

Jdict

Jdictは、日本語を勉強している人や日本語を使って仕事をしている人が簡単に使えることを目的に開発されており、辞書の内容も本格的です。辞書以外の機能としては、履歴表示、お気に入り登録、手書き入力(オフラインでも可能)、ローマ字での単語検索、単語の読み上げなどがあります。

単語検索(左)、手書き入力(右)

ローマ字での単語検索(左)、単語の読み上げ(右)

Jdictの長所

✔︎ シンプルなデザインで見やすい。 アプリを開くとすぐに検索画面が表示される。
✔︎ ページ切り替えがスムーズで安定している。
✔︎ GoogleTranslateとリンクしている。
✔︎ 読解力の向上に役立つ文章分析ツールがある。
✔︎ 利用者の書き込みも参考になる。

Jdictの短所

✔︎ 広告が多い。広告を削除するためには有料版にアップグレードする必要がある。
✔︎ 一部の単語については説明がとぼしく、単語の意味を完全に理解するには、別のツールでさらに調べる必要がある。

Jdictに適した日本語レベル

初級、中級

筆者の評価

Weblio国語辞典

Weblioはウェブ上の国語辞典の定番で、最近、アプリ版もリリースされました。単語を調べる機能以外に、例文が多いので読解力向上にも便利です。また、自分が調べた単語の履歴を表示する「検索履歴」や検索ランキングを示す「トレンド」というコンテンツもあります。

手書き入力(左)、トレンド(右)

検索履歴(左)、新着のことば(右)

Weblioの長所

✔︎ 説明文の中に難しい単語が出てくることもあるが、アンダーライン付きの単語は、クリックするとその言葉の意味も表示される。
✔︎ 「デジタル大辞泉」の情報を使用しており内容が正確。
✔︎ 類語・反対語・例文・使用方法も一気に調べることができる。
✔︎ ウェブ版もある。

Weblioの短所

✔︎ 画面に占める広告の大きさが大きい。
✔︎ 日本語のみの表示のため、初中級の学習者にとっては難しい。

Weblioに適した日本語レベル

中級、上級

筆者の評価

まとめ

代表的な辞書アプリの特徴や対応する日本語レベルを紹介しました。筆者の評価も付けましたが、人によって使い勝手が違いますので、自分で実際に使ってみてください。アプリごとに長所・短所がありますので、自分の日本語レベルや好みに合ったアプリを見つけ、学習に役立ててください。辞書を使った回数だけ、成長があるはずです。

皆さんの日本語がますます上達することを願っています!^^

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