日本で暮らす

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2020年04月29日 日本で暮らす

医療機関の種類

日本には多くの医療機関があり、それぞれ役割が分かれています。軽度の病気やけがであれば、身近な診療所に行きましょう。

①診療所・クリニック→日常的な病気やけがの治療

②中小病院→手術や入院が必要な場合▽救急医療が必要な場合

③大病院→重症の救急患者▽高度な医療が必要な場合

【健康保険証】

病院や診療所では、健康保険証を提示してください。提示しないと、医療費が全額自己負担となります。

【受診科目】

病気やけがの状況によって受診科が分かれます。

・内科→消化器、呼吸器、循環器、泌尿器、血液、内分泌、神経など内臓の病気の診断や主に薬剤を使った治療をします。かぜをはじめとした一般的な病気の診断や治療も行います。
・外科→がんや外傷の治療、手術などを中心に治療を行います。
・小児科→子どもの病気を治療します。
・整形外科→骨、関節、筋、腱といった運動に関連する器官やそれらにかかわる神経の病気の治療
・眼科→眼の病気の治療
・歯科→歯の治療や矯正など
・産科→妊娠、分娩、新生児の治療など

医療機関を探す

医療機関の探し方の例を紹介します。

①住んでいる地域の市区町村が発行する広報誌

②インターネット

③各都道府県がホームページなどで提供している医療情報ネット

④住んでいる地域の市区町村の外国人相談窓口に相談

⑤住んでいる地域の国際交流協会などに相談

⑥医療安全支援センターに相談
※都道府県や、保健所を設置する市と特別区に 380カ所所以上設置されています

⑦AMDA国際医療情報センター
※言葉の通じる医療機関の紹介や医療福祉制度を多言語で案内。
電話相談:03-6233-9266
external link https://www.amdamedicalcenter.com/

⑧観光庁「具合が悪くなったとき」
external link https://www.jnto.go.jp/emergency/jpn/mi_guide.html

◎緊急時 電話:119

医療保険

日本に住む人は国籍に関係なく公的医療保険に加入することになります。

(1)健康保険
・サラリーマンやその家族などが加入します。加入すると、歯医者や病院などで安く受診できます。原則として医療費総額の30%(6歳未満や70~74歳は20%)を本人・家族が支払い、70%は保険でカバーされます。保険が適用されない医療サービスもあります。
・保険料は会社と従業員が半分ずつ負担します。

(2)国民健康保険
・住民登録を行っている人で、職場の健康保険の対象でない75歳未満の人は、国民健康保険に加入することになります。外国人留学生も加入義務があります。
・加入者は医療機関で受診した際、原則として医療費総額の30%を支払い、70%は保険でカバーされます。ただし、保険が適用されない医療サービスもあります。
・加入方法…居住地の市区町村の役所で加入手続きをします。在留カードやパスポートが必要です。同居する家族がいる場合は、家族も一緒に加入することになります。健康保険証に家族の名前が書き込まれているかどうか確認して下さい。
・住所が変わった場合は、新住所の市区町村の役所で申請し、新しい保険証を受け取ってください。この手続きをしないと、国民健康保険の適用を受けられません。

※所得や生活状況などによって保険料が軽減される場合があるため、詳しいことは、住んでいる市区町村に問い合わせてください。

さまざまな手当

医療保険には、さまざまな手当があります。その一部を紹介します。

【療養費】
・就職直後で保険証が手元にないとき
・ギプスなどの治療用装具を購入したとき
・医師が必要と認めたあんま・はり・きゅう・マッサージなどを受けたとき
・海外で診療を受けたとき
などに、かかった費用の全額をいったん自分で支払い、その後、申請して認められると、自己負担分以外が療養費として支給されます。

【高額療養費】

医療機関や薬局で支払った額(入院時の食事代や差額ベッド代などは含まない)が1カ月で一定額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度。

【出産育児一時金】

被保険者やその扶養家族が出産したとき、1児につき原則として 42 万円が支給されます。

薬は薬局やドラッグストアで購入することができます。

・薬には副作用があるので、使い方に注意しましょう。
・薬局…薬局では、医師が作成した処方せんに基づいて薬を調剤し、販売します。それ以外の医薬品も購入できます。日本では、医師の処方せんがないと買えない薬がベトナムと比べて多くあります。
・ドラッグストア…処方せんの不要な医薬品と飲食品、日用雑貨品などを購入できます。

■医療についてもっと知りたい場合
 下記リンクからの情報を参照してください。
外国人のための「生活・就労ガイドブック」(第6章:医療)