日本で暮らす

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2020年04月29日 日本で暮らす

 日本に来るベトナム人は増えています。しかし、生活のルールや習慣を守らないと、ベトナム人全体が日本社会から悪く思われるもとになってしまいます。日本にいるベトナム人仲間のためにも、これから来る後輩ベトナム人のためにも、社会のルールを守って生活しましょう。特に、日本にはゴミの捨て方に厳しいルールがあって、ベトナムとは全然違いますので注意してくださいね。

ごみ

(1)ごみ出しの基本ルール

・ごみの種類ごとのごみを出す場所と曜日を守る

・どこにどの種類のごみを出すのかは、住んでいる市区町村のルールに従う
※一般的には、ごみは、ごみが収集される日の朝に出すことになっています。
※ルールで決まった種類以外のごみを出したり、決められた場所以外にごみを出したりすると、回収してもらえません。
※住んでいる市区町村によっては、市区町村が指定した有料の袋を使ってごみを出さないといけない場合があります。

 基本的には、ゴミを①資源ゴミ ②燃やすゴミ ③金属・陶器・ガラスゴミ に分けます。いつ、どこに捨てても良いのではなく、指定された袋に入れ、指定された曜日、指定された場所に出さなければなりません。それは住む町によって異なりますので、引っ越したら、ゴミ分別案内書をよく読んでください。提示版に貼られるだけではなく、多くの町では個別にポストに配布していただけます。


①資源ゴミ

新聞・雑誌などの古紙
プラスチック容器包装類
びん

ペットボトル
スプレー缶・カセットボンベ・乾電池など


② 燃やすゴミ

生ゴミ、容器包装以外のプラスチック製品、食用油(凝固剤で固めるか紙などに吸わせる)
衣類・紙おむつなど
紙くず
少量の枝や葉
ゴム皮製品など


③ 金属・陶器・ガラスゴミ

割れたガラスや陶器、刃物(厚紙などで包み「危険」と書いて貼る)
小型の電化製品

〈それ以外のゴミ〉

④粗大ごみ

テーブルやいすなどの家具、自転車、ふとんなど。
捨てるときに、処分やリサイクルのためのお金がかかる場合や、住んでいる市区町村に事前連絡が必要な場合もあります。


⑤家電ごみ

エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・服の乾燥機など。
処理の許可を得た業者に回収を頼む必要があります。

※分からないことがあれば、市区町村に問い合わせてください。

(2)不法投棄など(違法なごみ捨て)

 どのような場所であっても決められた場所以外にごみを捨ててはいけません。決められた場所以外にごみを捨てた場合、刑事罰を科せられることがあります。地域のルールを守ってごみを捨てるようにしてください。空き缶やたばこの吸い殻などを道ばたなどに捨てる「ポイ捨て」もしないでください。

doc 〈ブログ〉ゴミの分別

騒音

日本人は、大きな音や声を出すことは他人に対して迷惑だという意識があります。

・話し声や室内の宴会、パーティー、テレビや音楽の音などについては、近所の人に迷惑にならないように気を付けましょう。

・朝早い時間に洗濯をしたり、掃除機を使ったり、シャワーを浴びるなど、大きな音を出さないように気を付けましょう。

・特にアパートやマンションなどの集合住宅では、大きな音や声を出さないように気を付けましょう。

トイレ

日本の水洗トイレ

・使用する紙は、トイレにある紙を必ず使ってください。


・使用済みの紙は必ずトイレで流してください。
※ 使用済みの紙をトイレ内に設置してあるごみ箱に捨てる習慣のある国がありますが、トイレにある紙を使用すれば、日本の水洗トイレで紙がつまることはめったにありません。

・デパートや駅のトイレには、ボタンがたくさんありますが、水を流すボタンは「流す(FLUSH)」と書いてあることが多いです。

携帯電話の使用

・他の通行人にぶつかってけがをさせたり、自分がけがをしたりすることもあるため、携帯電話を見ながら歩いてはいけません。

・自動車や自転車を運転しながら携帯電話を操作することは法律で禁止されています。

電車やバスの中

電車やバスは公共の場となりますので、以下の点に注意してください。

・大きい声で話すことはマナー違反となります。

・列車やバスの車内で携帯電話で通話することは、日本ではマナー違反となります。

・大きい音で音楽を聞くことも迷惑になります。イヤフォンから音がもれないように注意してください。

・車内が混んでいるときにバックパックを背中に背負ったままでいると、他の人にぶつかって迷惑になります。

温泉・銭湯

温泉・銭湯などの公衆浴場では以下のルールを守ってください。

・体を洗ってから浴槽に入ってください。

・浴槽にタオルを入れてはいけません。

・浴槽内で石鹸やシャンプーを使って体や髪を洗ってはいけません。

・いれずみ(タトゥー)がある人は銭湯や温泉に入ることができない場合があります。

地域生活

(1)コミュニティ団体(自治会・町内会)

日本では、地域に住む人たちが自主的に団体を結成し、様々な活動を通じて、住みやすく安心して暮らせるまちを目指しています。活動費用は地域の会員が負担します。

主な活動

・地震や火事が起きたときに備える防災訓練

・登下校時の子どもの見守り活動

・高齢者・障害者への福祉活動

・市役所などからのお知らせの回覧

・会員間の親睦を深めるための祭りや運動会などのイベント開催

(2)近所付合い

・ 近所の住人と日頃からあいさつを交わしたり、行事に参加したりするなど、地域での付合いをしておくと、地域住民同士でのトラブルが起きにくく、その地域で注意すべきことなどの情報交換もできます。

・災害などが起こった際に、お互いに助け合うこともできます。

防犯

盗難や痴漢などの被害にあわないように、次のことに気を付けましょう。

・外出するときは、家の窓や玄関ドアに必ず鍵をかけましょう。

・自動車、オートバイ、自転車をとめておくときは、必ず鍵をかけましょう。

・財布など大切なものを持ち歩くときは、目の届かないところに置いたままにしないようにしましょう。

・バイクや自転車に乗った人が後ろから忍び寄り、あなたのかばんなどを奪っていく「ひったくり」という犯罪があります。注意しましょう。

・夜はなるべく暗い道や人通りの少ない場所を通らないようにしましょう。どうしても通らないといけない場合は、防犯ブザーを持ち歩きましょう。

・防犯のことで、わからないことや不安なことがあるときは、最寄りの警察署などに相談しましょう。